亀だくん

まにあっくなやおいしょーせつ。

ひぐらしですよー

亀田くんと圭一
崇り殺し編参照

エンジェルモートの帰り道。
徒歩の俺の隣りで自転車を押しているにやけ顔の亀田君。

「いや～結構久しぶりじゃないっすか、こうやって会うのって」
「そうだな。俺も悟史がいるから迂闊に他の奴にあえねーし」
は？悟史？と聞き返してきたが、軽くスルー。

「俺、Ｋのおかげでいろいろ救われたんスよねー」
全然爽やかじゃないが、自分の中では精一杯の爽やか顔を俺に向けてくる。
だってほら―話を続けだす亀田君中略。
「あん時までは俺、ずーっと悩んでてすごくキツかったんすけど、
　Ｋと打ち解けてからは、なんかすっごく楽しくなったんスよー。
　もう、俺なんかすっごい変態だけど変態でいいや変態万歳みたいな、ね」
変体万歳三唱をして、俺に振ってくる。・・・・・
「・・俺のほうが、亀田君よりもずっと変態だよ」
は？と聞き返し、俺を全然嬉しくないような内容で褒め称えだす亀田君。そんな亀田君の隣りで話をつづける。
*
「へぇ、以外っス。Ｋにそんな趣味があったんだって」
「もう、昔のことだけどね。今思うと信じられないよ、マジでキモイ。
 ・・・・・・・亀田君は退かないんだ？」
当たり前っス！と大袈裟な大声を出す。
「今俺の隣りにいるＫはいい奴だし、Ｋはそれが悪いって思ってやめたんだったら、今はそんなの関係ないじゃないっすか」
・・・・・沈黙。
「K、大丈夫っスか？？！泣かなくていいんスよ」
「・・泣いてねーよヴァーカ」
魅音や沙都子、梨花ちゃんと同じことを言ってくれた。
自分が一番欲しい言葉を。全てを許してくれる言葉を。
「俺、Ｋの事超愛してますし！！」
何気無くってか思いっきりいけないこと言われた気がするが気のせいだ。
悟史もバットもてこないし。うん、気のせい。
とりあえず、いい友達を持ったことを喜ぶべきだろう。


その後の亀田氏の脳みそ。
『ぐへへ、、Kの泣き顔いただきーｗｗｗ
 萌えー萌えーｖｖｖヤベーよあれはもう犯罪ものだよ。何言っても許せちゃうよ。
 てか言っちゃったしー告っちゃったしーてへっ☆
 あれ、最初のほう悟史とか言ってたけど、、、
 まさか北条のやろうとＫができてるだなんて、、、ありえないよなありえないよな。
 念の為にＫを観察してみるにょろ～まぁありえないけどありえないけど。
 はっ、そしたらまたあのＫのバツゲームコスチュームが見れる！！
 うひひひひ、、、イイおかずいただきだーっっっっ！！！！！！！！」


なんだかんだいっても変態は亀田。